はじめまして、まつナースです。
私は、
看護師歴10年目(夜勤専従歴7年目)
夜勤業務を中心に、
急性期の病院と有料老人ホームのダブルワークをしています。
この記事を読むと以下のことが分かります。
仕事は素早く、完成度80%を目指す
看護師業務を早く・正確に仕上げる。
理由としては、
- 気持ちに余裕が生まれる
- 患者の命に関わるミスを防げる
- 観察する視野が広がる
急性期における患者さんに対しての薬剤ミス(種類・投与量・投与方法など)は治療予後に影響を及ぼします。
気持ちに余裕があり、適度な緊張状態であれば、薬剤投与時(iv・divなど)に集中力を高めて手技を実施でき、インシデント・アクシデント事故を防ぐことができます。
観察する視野が広がるとは、患者の身体・言葉の訴えを観察するだけではなく、
患者のベット周囲環境に目を配ることができ、点滴ポンプの作動確認・酸素投与量を確認する意識を持つことができます。
また、転倒・転落リスクの高い患者の環境周囲に視点が持てるようになり、患者の周辺環境を観察する視野が広げることができます。
脳内思考はフル回転させる
仕事を早くまとめることで、余裕をもって病棟全体(患者の状態・スタッフの進捗状況)を見渡すことができる。
例えば、夕方の検温で患者12~13人を状態を把握するには時間を要しますし、12~13人目に患者の検温する頃には集中力が落ち、観察力も落ちます。
なので、まず最初の検温では優先度をたてて患者の状態を観察し、
状態の悪い患者や言動などに注意が必要な患者の観察は時間あけて細めに観察する習慣をつけると良いでしょう。
また、状態が悪い・要観察に上がる患者の情報に関しては、同じ夜勤者たちと情報を共有して、勤務帯を乗り切るといった感じでしょうか。
仕事の質を高める。
素早く・正確に仕上げることを意識して動き続けると、80%の完成度の仕事っぷりの質が高まり、よりよい仕事内容になります。
脳内思考をフル回転させて、反復的にそれ繰り返すとそれまで自分の限界だった仕事量を簡単に上回ることができ、
ミスや見落としがなく質の高い仕事内容になっていきます。
また、より重要なこととして
- 謙虚な姿勢を持つ
- 分からないことは聞く・相談する
- 仕事に取り組む姿勢・意欲を示す
を挙げることができます。
なによりも、看護師は
仕事の抜けなく素早く業務をこなせる、分からないことは相談・報告のできる協力的なひとは信頼されるし、周りからの評価が高くなります。
結論:脳内思考をフル回転させ、質の高い仕事を心がける
どれだけ看護師としての経験年数・経験値があっても、配属数日間で個人の能力全てを発揮することは難しいです。
そのため、脳内思考をフル回転させ、ちょっとずつ質の高い仕事を目指していくことが大切です。
そのためには、仕事は素早く、完成度80%を目指すことを大切であり、そのことを心がけてみてはいかがでしょうか。
まつナース